DREAMBOX【ドリームボックス】：【高品質】国産リサイクルトナーの回収ショップの選び方 ドラムカートリッジとの違い 互換品も取り扱い

ISOとは

「ISO認証」や「ISO規格」という言葉をよく耳にするかと思いますが、意味をご存じですか？高品質なリサイクルトナーを見つけるためにも、まずはISOの意味を理解しておきましょう。

ISOとは

そもそもISOとは、どのような意味なのでしょうか？ISOとは「International Organization for Standardization」の頭文字を取ったもので、非政府組織の国際標準化機構のことです。本拠地はスイスのジュネーブにあり、1947年に設立されました。

ISOの目的

ISOは国際的に通用する標準規格を策定・提供しており、標準規格の世界的な相互扶助を目的に活動しています。国際的な基準を定めることによって、様々な国がスムーズに取引を行うことができ、国際貿易が発展することを支援しています。また、ISOは、「製品の安全保証」「高品質な製品づくり」「製品の互換性の確保」の3つを、目標に定めています。

ISOの加盟国

ISOには160以上の国が加盟しており、日本では日本工業規格（JIS）を審議する「日本工業標準調査会（JISC）」が加盟しています。また、ISOは英語・フランス語・ロシア語が公用語で、アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・ドイツ・日本が常任理事国となっています。

身近にあるISOの規格

ISOは多種多用で、定められた国際規格は5万以上もあるため、ISO規格は毎日の生活に欠かせない、たくさんの製品やサービスに取り入れられています。身近なものでは、クレジットカードやキャッシュカードのカードのサイズ（ISO/IEC 7810）、非常口のマーク（ISO 7010）、A判用紙の紙のサイズ（ISO216）などがあります。

マネジメントシステム規格について

ISOは製品やサービスの規格だけではなく、組織のマネジメントシステムの規格も策定しています。マネジメントシステム規格にもたくさんの種類があるので、有名な規格をご紹介します。

ISO14001

最も有名なマネジメントシステム規格の1つが、環境マネジメントシステム規格のISO14001です。ISO14001は環境への良い影響を増大させ、悪い影響を低減させる仕組みを作り、継続的に運用するための規格です。例えば、環境に配慮して電気や紙の消費や廃棄物の発生を減らすことで、地球温暖化・森林の伐採・大気汚染などの環境への悪影響も減らすことができます。企業がISO14001を取り入れると、環境保全に取り組んでいることをアピールできるため、社会的信頼が得られます。取引に活かせるのはもちろん、環境への意識向上などの社内改善にも役立つと、多くの企業がISO14001を取得しています。また、電気や紙の消費を減らすことで省エネルギーとなり、コストを削減にもつなげられるのでおすすめです。

ISO9001

品質マネジメントシステム規格のISO9001は、製品やサービスの質を継続的に向上させることを目的にしています。高品質な製品づくりや不良品を減らすだけではなく、作業の効率や手順を決めることによって、誰でも同じ品質で製品づくりができるようにしたり、顧客満足度を向上させたりすることを目指しています。

ISO27001

企業による情報漏洩を防ぐ目的の情報セキュリティマネジメントシステムが、ISO27001です。社内で使用しているパソコンやスマホなどのルールを定めるなど、しっかりとセキュリティ対策を行うことで、顧客や取引相手から信頼を得ることができます。

リサイクルトナーと互換トナーの違い

キャノン・エプソン・リコーなどのプリンターで使用できるトナーは、メーカーおすすめの高品質な純正トナーだけだと思っていませんか？実は、メーカーがおすすめする純正トナーだけではなく、リサイクルトナーや互換トナーを使用することができます。それぞれのトナーにはどのような違いがあるのか、購入前に特徴を把握しておくことをおすすめします。

リサイクルトナー

別名「再生トナー」とも呼ばれるのが、リサイクルトナーです。キャノン・エプソン・リコーなど、各メーカーの使用済みのトナーカートリッジを回収し、洗浄した後にトナー粉を充填して再利用します。

リサイクルトナーのメリット

リサイクルトナーは、トナーカートリッジを再利用するため、純正トナーよりも安い価格で購入することができ、環境に優しいことが大きなメリットです。また、純正トナーカートリッジを再利用するリサイクルトナーは、品質が安定しているためエラーが発生する可能性が低く、製造・販売を手掛ける多くの業者が、品質保証を行っていることがほとんどです。

リサイクルトナーのデメリット

どんなに高品質なリサイクルトナーでも、やはり純正と比較すると品質が劣ってしまうため、特殊紙を使った印刷などには不向きです。また、製造業者によってリサイクルトナーの品質の差が大きいので、購入する際には口コミなどを確認することをおすすめします。

互換トナー

別名「模倣トナー」とも呼ばれる互換トナーとは、キャノン・エプソン・リコーなどのメーカー以外の業者が、それぞれのプリンターに合うように製造したトナーです。カートリッジや部品を一から製造するため、品質が不安定なことが特徴です。

互換トナーのメリット

「模倣トナー」という別名もあるように、純正トナーをそっくりそのまま真似て製造した互換トナーは、開発費などの費用がかからないため、価格が非常に安くなっています。

互換トナーのデメリット

メーカー以外が製造する互換トナーは、キャノン・エプソン・リコーなど、各メーカーのプリンターを相性が悪いことが多く、不具合が発生しやすい傾向があります。また、互換トナーは純正トナーを真似て製造するため、特許侵害の恐れなど、コンプライアンスの問題があります。

不具合の時、メーカー保証は？交換時に注意すべきこと

リサイクルトナーを使用してプリンターに不具合が起きた場合、メーカー保証があるのか気になる方も多いかと思います。高品質なリサイクルトナーの交換時に、注意すべきこととは？

プリンター本体の不具合のメーカー保証

プリンターが故障する原因は、リサイクルトナーだけではありません。経年劣化や紙詰まりなど様々な原因で不具合が発生するので、まずは原因を特定しましょう。不具合の原因がリサイクルトナー以外の場合は、メーカーに保証してもらえます。

トナーの不具合はリサイクルトナーの製造・販売業者の保証

リサイクルトナーが原因で不具合が発生する可能性は、2～3％だといわれています。ただし、純正トナーでも1～2％故障する可能性があるので、リサイクルトナーだからといって不具合が起こりやすいわけではありません。プリンターの不具合の原因がリサイクルトナーにあった場合は、リサイクルトナーの製造・販売業者に保証してもらえます。ただし、業者によって保証期間や保証範囲が異なるので、購入前にしっかりと確認することおすすめします。

交換前には内部のクリーニングが必要

せっかく高品質なリサイクルトナーを購入しても、プリンターの内部が汚れていては、印刷の品質が低下してしまいます。内部に付着したトナー粉やほこりは、紙詰まりの原因にもなるので、リサイクルトナーを交換する前には、きちんとクリーニングをしましょう。

トナーシールの取扱い

トナーシールを引き抜く際には、床やデスクなどの平な場所に置いて、まっすぐにゆっくりと引き抜きます。また、トナーシールを引き抜く前には、トナーを10回前後ゆっくりと振り、トナーシールを引き抜いた後には、トナー漏れを防ぐためにも、強く振るなどの衝撃を与えないように注意が必要です。

交換後にはテスト印字を行う

リサイクルトナーを交換した直後は、印字に汚れやかすれなどが生じることがあるので、必ずテスト印字を行うことをおすすめします。